40.ペアガラスサッシに貼るだけ内窓は断熱効果があるのだろうか?
今年の冬は、これまでよりも寒い日が続きます。
円安の影響で電気代が上がっているので、光熱費にダブルパンチで効いてきます。
隣家の窓シャッターの騒音対策で追加した内窓は、断熱効果も発揮してくれています。
<参考>
窓シャッターは優しく開けてくださいね〜ペアガラスサッシに内窓?〜
窓シャッターは優しく開けてくださいね〜ペアガラスサッシに内窓(完結編)〜
窓シャッターは優しく開けてくださいね〜ペアガラスサッシに内窓(完結編+α)〜
この時に使った塩ビ板の端材がまだ残っています。これを活用して、1Fの窓にも内窓を追加してみます。
前回のように木枠を作るのはけっこう手間がかかります。なので、今回は、塩ビ板を両面テープで窓に貼り付けるだけの内窓にします。
用意する材料は以下の4つ。
①塩ビ板(厚さ3mm)・・・前回の端材なので材料費0円
②両面テープ(幅10mm-厚さ2mm(断熱するための空気層をなるべく厚くする))
③エプトシール(幅10mm-厚さ5mm(約80%まで圧縮できる))
・・・後から剥がしやすいように両サイドに両面テープで付けない辺を設けた
④木製テープ(幅10mm(両面テープを隠すため))
さて、製作です。
塩ビ板は端材なので、12個に区切られた枠に合うようにカットします。
両面テープを枠に合わせて貼り、塩ビ板を貼り付けます。
両端は、空気が抜けないように、エプトシールを貼り付け、塩ビ板で圧縮します。
まったく難しい作業ではありません。
塩ビ板の継ぎ目と両面テープを見えたままにすると、ちょっと見すぼらしいので、隠すように木製テープを貼って見た目を整えます。
これで、木枠があるような仕上がりに見えます。
ところで、
問題は本当にこれで断熱効果があるのかどうか、ということです。
温度検証といえばこれの出番です。
左側が塩ビ板を貼った後の窓、右側はまだ貼っていない窓です。それぞれに温度データロガーを置いて、温度データを取ります。
1月1日から4日間の検証結果は、以下のグラフのようになりました。
塩ビ板を貼り付けた窓と貼り付けていない窓では、約1℃の差があります。
塩ビ板を両面テープで貼り付けるだけで、約1℃の断熱効果が得られるのは、けっこう大きな効果だといえます。
光熱費の節約に寄与してくれることを期待します。
<まとめ>
・窓に塩ビ板を(空気層を設けて)貼り付けるだけでも断熱効果はある。
コロナ対策で要らなくなったアクリル板があったら、活用してみてはどうでしょうか?
次回は、未定 を予定します。
エコな生活のために、またのお越しをお待ちしています。
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