<太陽光発電の故障>
設置から11年目の太陽光発電が故障。コントローラのモニターがブラックアウトのまま動かなくなりました。
<太陽光発電の復活>
メーカーさんのサービスに見てもらい、パワーコンディショナーの検出基板を交換してもらい、復活しました。
あと1年半早ければ10年の保証期間内だったのですが、7万7千円の費用がかかりました。保証期間とはこんなもんですね。
積算発電量がリセットされて、0kwhになっています。
<太陽光発電の実際の効果>
これから設置を考えている方は、実際の効果はどのくらいなのだろうというところに、興味があるのだと思います。
これまで11年間の発電効果を記録したグラフです。
縦軸は月の支払い金額、横軸は2007~2018年までの月です。プラス側が支出分で、マイナス側は収入分を表しています。
赤い線は、従来の電気料金とガス料金の合計支払い金額。
濃い青線は、太陽光発電設置後の電気料金とガス料金の合計支払い金額。
薄い青線は、上記の差で、実際の月々の効果金額になります。
当初は、夏季の最大でなんとか1万円/月の効果が出るくらいでした。冬季にはほとんど効果が出ていません。これは、太陽光湯沸しとガス湯沸しの併用だったせいもあります。
2012年に湯沸しをエコキュートに代替えしてオール電化にしました。
湯沸しを外した場所に太陽光発電パネルを増設したことで、月々の効果が1万円越えをする月が増えています。
このグラフは、12-1月と3-4月の1日の発電量の推移です。
夏季は6時頃から18時頃まで発電してくれています。冬季は7時から17時頃までになります。太陽の高さが低くなるので、冬季は夏季の約半分の発電量になります。もちろん、これは晴れた日のデータなので、天気の悪い日が続けば月の発電量は減る一方です。
そして、夏季や冬季は冷房や暖房で電気の使用量が増えるので、効果が最大になるのは、夏至前で気候や天気の良い5月になります。
夏至の6月は、梅雨に入って雨や曇りの日が多くなり、発電量はぐっと落ち込みます。
7、8月は、晴れた日でも雲の量が多く、太陽が雲に隠れることが多くなるので、期待したほど発電量は増えてくれません。
冬季は天気は良いのですが、太陽が低く日照も短くなってしまいます。
太い線は東側に太陽光発電パネルを増設後で細い線が増設前です。
発電量は午前中から午後にかけて、一様に増えていることがわかります。
<Leaf to Homeはどうですか?>
2年前にはLeaf to Homeを設置しているので、暖房費がかさむ冬季にわたっても効果1万円/月が出るようになりました。これは、夜間に溜めた安い電気を、人が活動する昼間に使うようにしたためです。
冬季でも効果が出せるということ、ここがすごいのです。
こうすると積算効果は、当初の2倍近くになっていることになります。
効果と言っても、電気代単価は他のエネルギーに比べて安いので、月々1万円程度なんです。でも、収入が無くなった時のことを考えると、足しになると思います。金利は安いし、貯蓄を銀行に預けていても、金利効果はほぼ0ですからね。株などと違ってリスクは無い。
<太陽光発電は買いか?>
つまり、太陽光発電の投資の元を取れるのは20年はかかるということになります。決して儲かる話ではありません。
しかし、車に投資したお金はいくらのリターンを生みますか?
高級車になればなるほど燃費は悪いので、ガソリンスタンドと仲良しです。
ガソリン代の半分は税金ですしね。
床の間の置物か掛け軸のように、駐車場に飾っているだけで満足な方はそれでもいいでしょう。
車の投資を一度太陽光発電にまわすことで、資源の枯渇や大気汚染の張本人から足を洗う。そして、ガソリン代程の効果を生みながらエコに貢献する。こんな気持ちが持てる人なら、太陽光発電とお友達になるべきだと思います。文句も言わずに黙々と働いてくれます。
エコだけではなくて、災害での停電への備えにもなるのです。
車には何百万もサッと投資するのにね・・・。
次回は、電気自動車ってどうよ?を予定します。
エコな生活をするために、またのお越しをお待ちしております。
エコな生活
もくじ
1.太陽光発電設置から10年
2.太陽光発電の費用は高い?
3.遮熱塗料にしてみよう
4.役に立つエコカーの選び方
5.役に立つセカンドカーの選び方
6.太陽光発電の故障と復活
7.電気自動車ってどうよ?
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