34.エコキュートの配管の水漏れ修理(13年目の故障)
スリムタイプのエコキュートを設置して13年後の冬、
13年前に設置したエコキュート
ついに配管の水漏れが襲ってきました。
当時のスリムタイプのエコキュートは、高圧タイプでは無いので、増圧のための給湯ポンプをつけています。
給湯ポンプ
この給湯ポンプとエコキュートのタンクの接続部分に問題が発生しました。
給湯ポンプの出口に接続された空気抜き器のドレンキャップが錆び、穴が空いて水漏れしていました。断熱材に巻いてあったテープが劣化して切れていたので、そこから水が入って断熱材と配管の間に溜まり、錆びやすくなっていたようです。取り除こうとすると鉄のねじ込みのキャップがボロボロになって、そこから水漏れしていました。
空気抜きの下部のドレンキャップからの水漏れ
その他の配管のジョイント部品も錆びが進行し、空気抜き器のネジ部分に固着して、外すのに万力が必要だったりして一苦労でした。
とりあえず、錆びた部品を外し、錆びを落とした後、接続部品を交換して水漏れを止めました。
これで、現状回復は完了です。
しかし、
増圧の給湯ポンプは13年間ずっと毎日稼働してきたので、そろそろ故障する恐れがあります。
なので、
この際、給湯ポンプが故障しても、すぐに切り替えができるように配管経路を修正しておきます。
3つのバルブとバイパス配管を追加して、もし、給湯ポンプが故障したら、給湯をバイパスさせて、給湯ポンプをすぐに取り外せるようにしました。配管の寸法が変わるので、フレキパイプを使用します。
これで、断熱材をかぶせれば、修理完了。
と思ったのですが、
エコキュートの本体の接続部分からもじわーっと漏れる水漏れを発見してしまいました。見なかったことにはしておけません。
ここも、配管接続部から断熱材との間にお湯が滲み出ていました。
断熱材との間に水が溜まり、水垢だらけでした。断熱材を巻くときは、水が抜けるような隙間は残しておいてほしいものです。
配管接続部のパッキンを交換します。
水垢も掃除しておきました。
水漏れは完璧に止まりました。
ついでに、錆びたところに防錆剤も塗っておきました。
18年目の食洗機のメンテナンス〜直後の悲劇〜で使った、赤サビ転換防錆剤です。
この防錆剤には、今後も色々とお世話になりそうです。
断熱材を巻き直して、やっと完成です。
春の陽気になった中での作業だったので、寒い思いをしなくて助かりました。
と、思った矢先、
1ヶ月後にさらなる悲劇が起こることを、この時は知るよしもなかったのですが・・・。