だんだん寒くなってきました。
暖房が欠かせなくなる季節の始まりです。
エンジン車は、暖房にエンジンの冷却水の熱を利用しているので、エンジンが温まるまで温風が出てきません。暖まるまでじっと我慢です。
しかし、いったん温まると抜群に暖かい。熱源が火力なのであたりまえです。家庭用の暖房で言えば、薪や石油ストーブと同じです。
リーフの暖房には、ヒートポンプ式とPTCヒーターの2種類の電気式のヒーターが付いています。電気式は火力に比べ非力なのは家庭用と同様です。
ヒートポンプ式は家電のエアコンと同じなので、エンジン車の暖機運転と同じ様に温風が出て来るまで時間がかかります。
でも、PTCヒーターは家電の小型ヒーターと同じようにすぐに温風が出てきて暖まります。1分足らずで温風が出るのでじっと我慢ではありません。
短時間の通勤や買い物には最適です。
さらに、シートヒーターとハンドルヒーターも付いています。体の直近でじわじわと温まります。
シートヒーターはフロント左右とリアで独立してHighとLowのスイッチがあるので、使う場所だけに限定できます。
極寒でなければ、Lowで充分です。ただし、長時間座っていると服のしわがプレスされてしまうので、注意しておきましょう。
これは、ハンドルヒーターのスイッチです。
ハンドルを握っていると言うより、カイロを握っていると言う感じになります。OnとOff動作時の暖かさの差がありますが、冷たいハンドルで手がかじかむことは無くなります。
スマホから起動出来て充電電源を使えるリモートエアコンと言う機能もあるので、バッテリーの充電容量を減らさずにあらかじめ車内を温めておくことも出来ます。
ここまで揃っていれば、短距離の使用ならエンジン車の暖まるまでじっと我慢よりも、すぐに暖かく快適に使えます。短時間の通勤や買い物にはうってつけです。
長距離の場合は控えめに暖房しないと電気の消費は大きくなり航続距離が10km近く短くなります。冬のドライブに使うなら、これを加味した充電ポイントの余裕を持った計画をしておくことです。
<まとめ>
EVは、メリットとデメリットをよく理解しておくことが、使いこなす上で大切です。普通のエンジン車と同じ様に使えるはずだと考えていると、トラブルの元になるだけです。既成概念をリセットして、EVの使いこなすための学習期間は必要です。
次回は、エコキュートのスペースと水圧を予定しています。
エコな生活のために、またのお越しをお待ちしています。
エコな生活
もくじ
1.太陽光発電設置から10年
2.太陽光発電の費用は高い?
3.遮熱塗料にしてみよう
4.役に立つエコカーの選び方
5.役に立つセカンドカーの選び方
6.太陽光発電の故障と復活
7.電気自動車ってどうよ?
8.Leaf to Homeって何?
9.オール電化なのにガスファンヒーター?
10.LED電灯も進化してます
11.バッテリー(鉛)は再生出来ます
12.ペアガラスサッシにして良かった
13.脱衣所にエアコン
14.リーフの冬はすぐに暖かい
15.エコキュートのスペースと水圧
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