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2018年10月14日日曜日

エコな生活~バッテリー(鉛)は再生出来ます~

11.バッテリー(鉛)は再生出来ます

電気自動車でもアクセサリー電源には普通に鉛バッテリーが使われています。
走行用の電池が上がってしまっては大変ですからね。
リーフのバッテリー
鉛バッテリーの寿命は2年程度と言われていますが、使用状況によりもっと持つ場合もあれば、早く弱ってしまう場合もあります。

新車から4年目の点検で劣化の指摘があったのですが、そこそこもった方だと思います。このままではバッテリー上がりを起こしてしまう可能性があります。ONするとメインのバッテリーがつながるエンジン車よりはずっとリスクは低いと思いますが。
バッテリーチェッカー
通常は13Vを上回るはずですが、弱って12V台になっています。

鉛バッテリーの劣化の主な原因は、物理的な電極等の損傷と硫酸鉛(PbSO4)が結晶化して電極に非導電物質が付着するサルフェーションとされています。
劣化の原因
物理的な損傷は何らかの外力等がないと起きませんから、ほとんどはサルフェーションによるものになります。
鉛バッテリーの再生は、結晶化して電極に付着した硫化鉛を分解・除去することで可能になります。そして、分解・除去には、薬剤による化学的な方法と、パルス充電による物理的な方法があります。
この技術を使って、鉛バッテリーの再生は事業としても成り立っていて、鉛バッテリーの延命・リユースでエコに貢献しています。
少し手間がかかりますし、あまりメジャーではないので、世間一般によく知られていないのは仕方ありませんが、新品を買う半額くらいの費用でできるようです。フォークリフトやAGV(無人搬送車)のバッテリーには当たり前に利用されています。
充放電特性を確認して、再生の品質保証をされているので、物理的な劣化も検出されますし、マユツバものではありません。
イメージ 8
再生処理前後の放電特性

この技術を利用した個人向けのパルス発生機やパルス充電機は、意外と安価で手に入ります。今回は3千円程度のパルス発生機で、本当に鉛バッテリーが再生できるのかを試して見たいと思います。これをYahoo!ショッピングで購入しました。
パルス発生機
鉛バッテリーは、この技術で何回か復活させて利用することができます。場合によっては新品の時よりも復活する場合があります。新品でも1年以上在庫されている場合があるからです。(電解液を入れてからの期間です)
ある新品バッテリーの放電特性
鉛バッテリーは、1回弱っただけで捨てるのはもったいないです。再生してリユースができるものと認識しましょう。

市販のパルス発生機は効果がないものもあるようですので、結果は出しだい報告します。


次回は、ペアガラスにして良かったを予定します。
エコな生活のために、またのお越しをお待ちしています。



エコな生活
もくじ

1.太陽光発電設置から10年
2.太陽光発電の費用は高い?
3.遮熱塗料にしてみよう
4.役に立つエコカーの選び方
5.役に立つセカンドカーの選び方
6.太陽光発電の故障と復活
7.電気自動車ってどうよ?
8.Leaf to Homeって何?
9.オール電化なのにガスファンヒーター?
10.LED電灯も進化してます

11.バッテリー(鉛)は再生出来ます
12.ペアガラスサッシにして良かった


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