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2018年9月2日日曜日

エコな生活~役に立つセカンドカーの選び方~

5.役に立つセカンドカーの選び方

セカンドカーには軽自動車。これは売り手側の既成概念かと思います。
軽自動車は燃費がいい ✖ →実燃費はどうでしょうか?
軽自動車は維持費が安い✖ →中古という選択でトータルは変わる?
軽自動車は小さい   ◯ →そうです。けど4人乗り。

通勤や買い物車としての最初の選択はこれ。リッターカーで意外と燃費は良かったし、安かった。
訳あって買い換えたのが軽自動車。
これが私の軽自動車への評価を一気に下げてしまいました。
軽自動車の中古車相場はコンパクトカーに比べて1.5~2倍くらいは違います。既成概念のおかげで人気があるからです。うたい文句はこんな感じです。

①税金が安い
②車庫証明がいらない(一部地域除く)
③コンパクト
④燃費が良い

②③は事実ですが、①④はどうでしょうか?
所有する期間での税金の安さと購入価格差を比べてもほんとに安いと言えるのでしょうか?
エンジンは非力で、加速や登坂ではどうしてもふかし気味になりますし、エアコンのコンプレッサの負荷も大きく、実際の燃費は全然良くない。コンパクトカーと同等かそれよりも悪かった。音もうるさいし、振動も大きいし、非力、高速を走るにはかなりキツい。

次に買い換えたのは、アイドリングストップの付いたコンパクトカーです。
やはり軽よりは安く、ハイブリッド車よりも安いのですが、ここにも落とし穴があった。

ハイブリッド車でないアイドリングストップは、エアコンは効かなくなるし、望まないときにエンジンが止まってセルモータでギクシャク発進。わずらわしくてアイドリングストップ機能を切るしかなかった。全然意味がない。

しかも、燃費の向上で3気筒エンジンに改良?されているので、音や振動は大きくなっているし、レスポンスが悪い。これにはガッカリでした。実燃費はほとんど向上していないのにです。カタログ値の向上を狙っただけの改良は本当に改良なのでしょうか?
こんな本音で評価をするカージャーナリストはなかなかいないですよね、残念ながら・・・。

<EVがお得?>
結局、たどり着いたのは中古のEVという選択です。
新車で買うなら400万円ほどしますが、中古のEVは人気がまったく無いので、ここが狙い目です。
2年落ち、低走行距離、30kwhの上級グレードでも150万円ほど(24kwhなら100万円以下)で上質なものが買えて、充電代は月2,200円程度の定額。税金も普通車よりは1万円ほど安く、エンジンオイルの交換とかは無いし、3ナンバーの大きささえ許容できれば、極めてお買い得です。

セカンドカーでありながら、充電休憩を取りながらの遠出も難なく可能で、しかもどこまで行っても2,200円/月なのです。
@足柄SA
カッコの悪さに目をつぶれば、
(カッコの悪さの目立たないまるで影のような黒にしましたが・・・)
①リニアなパワー、(正直、異次元です)
②抜群の静粛性、(タイヤのロードノイズくらいです)
③低重心な走り、(車体のねじれを感じません)
④乗る前エアコン、(充電しながらできます)
⑤オートクルーズ、エマージェンシーブレーキ
⑥シートとハンドルヒータ、(カイロを握っている感じ)
⑦1分ほどで暖かい風が出てくるPTCヒータ、(暖気運転無し)
と価格はリーズナブルでも、航続距離を除けば、至れりつくせりなのです。
(セカンドカーに航続距離はあまり求めませんね)

200Vの充電電源を付ける場合は、7~8万円程度で工事できます。

<オール電化ならLEAF to HOMEという選択>
我が家はすでに太陽光発電とオール電化でしたし、震災後の停電の体験もあったので、家用の電源として使えるようLEAF to HOMEを80万円程度で設置しました。

夜間の安い電気または充電スポットで充電した電気を、電気代の高い昼間に使います。電化上手の料金プランだと、夜間は普通料金の1/2で、昼間は3/2の料金。つまり、夜間と昼間は3倍ほどの差があります。電気のデイトレードをやるためのウォレットにするというイメージです。
昼間ほとんど車を使わない家庭では、これが意外と太陽光発電よりも投資対効果が大きいんです。平日は昼間にいない共働きでも、土日休日はどうしても昼間の電気を使わざるを得ないので、冷暖房費がかさむ夏冬で意外と効果を発揮します。

車の購入費を埋没費用と考えれば、太陽光発電よりも1/3ほどの費用で同等の効果があります。ただ、電池の劣化が早まることは覚悟しておかなくてはなりませんが、市販の家庭専用電池を買うよりはずっと安いし、災害時の非常用電源としての備えにもなります。

オール電化にしている家は一度考えてみてもいいかもしれません。天気が悪く太陽光発電が機能しないときでもちゃんと働いてくれます。ただ、ダブル発電扱いとなり買取価格が下がること、エコキュートまでは使えないことは覚悟しておかなくてはなりません。

セカンドカーは特に家の駐車場で眠っている時間が多いですよね。
役に立つセカンドカーとは、こんな使い方を言うのではないでしょうか?

次回は、太陽光発電の復活を予定します。
またのお越しをお待ちしております。



エコな生活
もくじ

1.太陽光発電設置から10年
2.太陽光発電の費用は高い?
3.遮熱塗料にしてみよう
4.役に立つエコカーの選び方
5.役に立つセカンドカーの選び方
6.太陽光発電の故障と復活


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