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2018年7月29日日曜日

エコな生活~東西配置の太陽光発電設置から10年~

1.太陽光発電設置から10年

家を建てて10年が経過した2007年、外壁・屋根の塗装の塗り替えを機に太陽光発電を設置しました。ついでにIHヒーターもやっちゃいました。もともと、太陽光温水器を載せてあったのですが、まだ使えたので今回は残すことにしましたが、補助金も少し出ましたし躊躇はありませんでした。
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こんな感じで、太陽光発電パネルは常識ではやらない東西配置になっています。

東西配置では、発電効率が80%に落ちるのでやるべきでは無いと言われていますが、なぜあえて東西配置でもやってしまったのか?

その答えは、幾何がわかれば簡単なのです。
そもそも、南側傾斜だけの片流れの屋根はあまり無いですよね。居住スペースが犠牲になりますからね。ほとんどが切妻か寄棟になっているわけです。切妻の場合に南に設置しても北には設置しません。すると設置できる屋根の面積は切妻で1/2(50%)になるわけです。寄棟の場合も南に向いているのは1/4(25%)のみとなり、北側1/4には設置しない。となると実践的には、屋根の面積を最大限に生かせるのは切妻の東西配置ということになる訳です。
最近の大規模な太陽光発電施設でも、南傾斜の影を避けるための空間が必要のない、東西傾斜を選ぶ場合があるようです。
(出所:NTTファシリティーズ)

10年間でやっと投資額の半分を回収出来たくらいなので、決して儲かりはしないです。でも、退職後の収入が無くなった時のキャッシュフローを考えれば、月々の支払いの足しにはなると思います。

それに、何もないよりは少しは屋根の遮熱にもなっていると感じるので、この暑い夏、屋根裏部屋も使っている我が家の冷房費を少しは下げれていると思います。
何かにつけ、既成概念にとらわれずに考えること、大切ですよね。

次回は、太陽光発電の費用は高い? の予定です。
またのお越しをお待ちしています。



エコな生活
もくじ

1.太陽光発電設置から10年
2.太陽光発電の費用は高い?


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