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2023年8月20日日曜日

◎弓道の的中(射技)の物理的考察~(続々)夏の暑さから弓を守るには~

56.(続々)夏の暑さから弓を守るには


今回は、射技とは関係ない話です。


3Dプリンタで作成した「吸気ファン+配管用断熱材」を活用して、既に3年が過ぎてしまいました。

吸気ファン+配管用断熱材の中に弓

車に取付けた状態

ソーラー電源(DC12V・最大出力100mA)


温度の高い炎天下の車内で使っているので、樹脂の劣化も進みます。


プロトタイプなので、プリント時間を短かくするため樹脂材料の充填率を10%にしたため、車のウィンドウの閉じ力に負けて真っ二つに割れてしまいました。応急処置で、樹脂フィラメントを半田ごてで溶かして補修しましたが、また割れるのは時間の問題なので、割れた部分のみを造りなおすことにしました。

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作製当初(左)と割れた部分を補修した状態のファンのダクト(右)

3Dプリンタと遊ぶ~夏の暑さから弓を守るため、吸気ダクトを作る〜参照)


ファンも、モーターのブラシ部分が摩耗して動かなくなったので、新しいPC用の冷却ファンに交換しました。


電源は、さすが車載用のソーラー電源なので、樹脂部分の反りや割れが出たもののまだまだ使えています。


今回は、強度を増すために材料の充填率を20←10%に上げて作製します。


プリント時間は2倍以上となるため、3分割にして1個が1〜2時間でできるようにします。反りを防ぐこともできます。プリント中は、材料が詰まったり、絡まったりするので、プリントを監視できる時間にするためです。(4〜5時間のプリントだと、失敗するとリカバリーが大変です)

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3Dプリンタは、3Dプリンタの騒音を緩和するで遮音対策をしたので、長時間でも気兼ねなく使えます。

 

ついでに、矢筈も造っておきました。


残暑もまだまだ続きます。今年の夏はこれで乗りきることができそうです。


とにかく、夏の炎天下の車内に、弓は置かないことがベストです。


がんばれ!

2022年1月23日日曜日

3Dプリンタと遊ぶ~3Dプリンタの騒音を緩和する~

21.3Dプリンタの騒音を緩和する


これまで色々と活用してきた3Dプリンタですが、長時間、ウィーン、ウィーンと作動音がうるさいので、家族には少々嫌われ者です。

そこで今回は、これをなんとかしようと思います。


騒音といえば、過去にこれらの経験があります。

窓シャッターは優しく開けてくださいね〜ペアガラスサッシに内窓?〜

エコな生活〜(続)中古の新型リーフに買い変えた〜

過去に経験したサウンドガードという遮音材に期待してみましょう。

これを、各面のサイズに切って、粘着フックとタイバンドで固定します。

底面にも敷いて使用します。家具に振動を伝えないためです。


フック固定なので、前面は脱着できますし上面、側面、後面も脱着できるので、トラブルの対処にも対応できます。

自分としては満足した防音効果がでていると思いますが、騒音の感じ方は個人差があるので、安心はできませんね・・・。


2021年10月16日土曜日

3Dプリンタと遊ぶ~洗面台の蛇口の劣化をサポートする~

20.洗面台の蛇口の劣化をサポートする


久々の3Dプリンタの活用事例です。


洗面台の蛇口のシャワーヘッドがスタンドから外れて垂れるようになりました。

スタンドの樹脂が劣化して、真ん中部分にひびが入って、シャワーヘッドを保持できなくなってしまっています。

シャワーヘッドとスタンドの交換を考える前に何か対処できないか?

そこで考えたのが、3Dプリンタで補強部品を作ることです。


これでひび割れ部分が補強され、シャワーヘッドがちゃんと保持されるようになりました。しかし、シャワーヘッドの差し込み部分が少し摩耗してガタが大きいので、シャワーヘッドの首部分にもリング形状の補強を作成して取り付けました。

これで、しっかりとシャワーヘッドが保持されるようになりました。

お金を出す前に、知恵を出すことも大切ですね・・・。


 

  

 

3Dプリンタは救世主になれるのか?

もくじ


1.お買い物

2.お試し

3.何に使おうか?

4.我が家の困ったを解決

5.友人の困ったを解決

6.友人の困ったを解決続編

7.材料を楽しんでみる編

8.3Dプリンタが壊れた

9.イラストや画像を形にしてみる

10.レーザー刻印にトライ


3Dプリンタと遊ぶ

11.3Dスキャナにもトライ

12.ABS材料の反りとの戦い

13.歯車を作る

14.大きさにチャレンジ

15.PET材料を使ってみる

16.ABS材料の反りとの戦い2~一歩前進~

17.ABSは猛暑に負けてない

18.夏の暑さから弓を守るため、吸気ダクトを作る

19.iPhone&iPadスタンドを作り変える

20.洗面台の蛇口の劣化をサポートする



2021年1月10日日曜日

3Dプリンタと遊ぶ~iPhone&iPadスタンドを作り変える~

 19.iPhone&iPadスタンドを作り変える


旧型リーフから新型リーフに乗り変えたので、車で使っているiPhone&iPadスタンドを作り変えが必要になりました。


旧型リーフ用のiPhone&iPadスタンド

3Dプリンタと遊ぶ~ABS材料の反りとの戦い~



旧型リーフと新型リーフのダッシュボードのスタンド取付け部分

表面の形は同じようですが、裏側の取付け形状はまったく変わっています。

旧型リーフのスタンドベース部分

(ABSのそり対策で分割しスリットを入れています)

新型リーフのスタンドベース部分

旧型リーフ用の3Dデータを改造して、新型リーフ用を作成。ABSのそり対策の肉抜きと分割形状を踏襲したのと、奥行き長さが半分程度になったことで、1回でプリントアウトに成功しました。経験値は上がっているようです。

プリントアウトしたベース(上)ともともと付いていたメクラキャップ(下)


ホルダー部分は、奥行き長さをノコギリで切り詰めて、そのまま使います。


新型リーフのダッシュボードに取付けて、完成です。

iPhone用スタンド

iPad用スタンド(市販品改造(iPhoneにも使えます))


ちなみに、8年以上使ったiPadはとうとう壊れてしまったので、更新します。おそらく、バッテリーの故障だけだと思われますが、OSの更新対象外ともなったので、買い変えです。


 

  

 

2020年8月7日金曜日

3Dプリンタと遊ぶ〜夏の暑さから弓を守るため、吸気ダクトを作る〜

 18.夏の暑さから弓を守るため、吸気ダクトを作る

 

久々に、3Dプリンタの出番です。

車内の熱くなった空気を車外に出す市販の車用の排気ファンを参考にして、

車外の空気を取り入れる吸気ファンを作ります。
そして、車の窓ガラスに挟めて、パソコン用のファンがつけられて、配管用断熱材につながる形にします。
完成状態
炎天下での使用するものなので、もちろんABS樹脂でないと、熱で変形してしまいます。しかし、ABSで大きな形状を作ると、作成時のソリによって、途中でプリンタベッドより剥がれてしまい、完成することがほぼ不可能です。
なので、いくつかの部品に分解して作って、組み合わせて完成させることにします。
一番大きな部品で、プリントアウトに約5時間くらいはかかります。
ソリによって剥がれないようにすることが、一番の課題です。
 
例えば、ある程度プリントが進んだ時点で、プリントを中断します。
あらかじめ作っておいたクリップで両端を押さえます。
プリントを再開します。
ソリを無くすことは出来ませんが、なんとか最後までベッドから外れずに完了できました。
同様にして、他の部品も作成完了。
 
ソリによって、部品を組み合わせたときに、隙間ができてしまいます。
隙間を隠すリングを追加しています。
 
こちらは、リングでは塞ぎきれない大きさとなったので、完全に覆うキャップを追加しました。
 
完成です。