56.(続々)夏の暑さから弓を守るには
今回は、射技とは関係ない話です。
3Dプリンタで作成した「吸気ファン+配管用断熱材」を活用して、既に3年が過ぎてしまいました。
吸気ファン+配管用断熱材の中に弓

車に取付けた状態
ソーラー電源(DC12V・最大出力100mA)
温度の高い炎天下の車内で使っているので、樹脂の劣化も進みます。
プロトタイプなので、プリント時間を短かくするため樹脂材料の充填率を10%にしたため、車のウィンドウの閉じ力に負けて真っ二つに割れてしまいました。応急処置で、樹脂フィラメントを半田ごてで溶かして補修しましたが、また割れるのは時間の問題なので、割れた部分のみを造りなおすことにしました。
作製当初(左)と割れた部分を補修した状態のファンのダクト(右)
(3Dプリンタと遊ぶ~夏の暑さから弓を守るため、吸気ダクトを作る〜参照)
ファンも、モーターのブラシ部分が摩耗して動かなくなったので、新しいPC用の冷却ファンに交換しました。
電源は、さすが車載用のソーラー電源なので、樹脂部分の反りや割れが出たもののまだまだ使えています。
今回は、強度を増すために材料の充填率を20←10%に上げて作製します。
プリント時間は2倍以上となるため、3分割にして1個が1〜2時間でできるようにします。反りを防ぐこともできます。プリント中は、材料が詰まったり、絡まったりするので、プリントを監視できる時間にするためです。(4〜5時間のプリントだと、失敗するとリカバリーが大変です)
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3Dプリンタは、3Dプリンタの騒音を緩和するで遮音対策をしたので、長時間でも気兼ねなく使えます。
ついでに、矢筈も造っておきました。
残暑もまだまだ続きます。今年の夏はこれで乗りきることができそうです。
とにかく、夏の炎天下の車内に、弓は置かないことがベストです。
1.はじめに
2.的中のための取り懸けについて(三つガケの場合)
3.的中について
4.離れについて
5.手を開いて(緩めて)離すことの弊害について(的中、上達を妨げるもの)
6.詰め合いについて
7ー1.張り合いについて~取り懸けを解いて離れる方法~
7ー2.張り合いについて~取り懸けを解いて離れる方法~
7ー3.張り合いについて~取り懸けを解いて離れる方法~
7ー4.張り合いについて~取り懸けを解いて離れる方法~
8.伸び合いについて
9.会のままの残身について
10.会での勝手の手の内を考える
11.取り懸けの親指と中指のクロスをどう解くか
12.取り懸けで親指を押える位置は?
13.押し手の手の内を作るとき、角見の皮を巻き込む?
14.「離す」と「離れる」はどう違う?
15.胸弦の活用
16.弓道の離れとアーチェリーのリリースとの比較
17.正射必中に必要な幾何学的な必須条件
18.細かい話にはなりますが
19.弦捻りをかけると離れで弦枕が引っかからないか?
20.中りに重要なのは押し手ではないのか?
21.会では見えない動作がある?
22.残身まで開く力αはどれだけ大きくできるのか?
23.集中力、モチベーションを下げない練習方法ってないの?
24.弦捻りの中心は、矢軸か親指の弦枕か?
25.カケ解きはどのように作用させればいいの?
26.既製のカケは親指で選ぶ
27.弦捻りの誤解
28.勝手の中指で親指の腹を押し出すについて
37.的中を維持するには、お風呂でエクササイズという手がある
56.(続々)夏の暑さから弓を守るには
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