18.夏の暑さから弓を守るため、吸気ダクトを作る
久々に、3Dプリンタの出番です。
車内の熱くなった空気を車外に出す市販の車用の排気ファンを参考にして、
車外の空気を取り入れる吸気ファンを作ります。
そして、車の窓ガラスに挟めて、パソコン用のファンがつけられて、配管用断熱材につながる形にします。
完成状態
炎天下での使用するものなので、もちろんABS樹脂でないと、熱で変形してしまいます。しかし、ABSで大きな形状を作ると、作成時のソリによって、途中でプリンタベッドより剥がれてしまい、完成することがほぼ不可能です。
なので、いくつかの部品に分解して作って、組み合わせて完成させることにします。
一番大きな部品で、プリントアウトに約5時間くらいはかかります。
ソリによって剥がれないようにすることが、一番の課題です。
例えば、ある程度プリントが進んだ時点で、プリントを中断します。
あらかじめ作っておいたクリップで両端を押さえます。
プリントを再開します。
ソリを無くすことは出来ませんが、なんとか最後までベッドから外れずに完了できました。
同様にして、他の部品も作成完了。
ソリによって、部品を組み合わせたときに、隙間ができてしまいます。
隙間を隠すリングを追加しています。
こちらは、リングでは塞ぎきれない大きさとなったので、完全に覆うキャップを追加しました。
完成です。
これの効果は、弓道の的中(射技)の物理的考察~(続)夏の暑さから弓を守るには~を参照してください。
3Dプリンタは救世主になれるのか?
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18.夏の暑さから弓を守るため、吸気ダクトを作る
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