今回は、6.友人の困ったを解決続編で作ったウォームホイールの再現の仕方を説明したいと思います。
これが、修理を依頼された壊れた歯車です。
色々とネットで調べて、歯車の3Dデータを作れるサイトを見つけました。
Gear Model for 3D Printer
ウォームギアとウォームホイールの絵を選んぶと、上の様な3Dモデルが表示されます。今回は、ウォームホイールだけなので、VIEW SELECTのプルダウンからinvolutegearを選択します。
形状の数値を入力して、CREATE STLで3Dデータをダウンロードします。
と、うまくいくはずでしたが、作りたい寸法を入力するとエラーが出て、どうしてもデータが作成できません。何度やり直してもダメでした。
そんなこんなで3カ月後、突如啓示が降りて来ました。
3Dプリンタは、薄い層を積み上げて形状を作る。その考え方を使って捻れた形状を作ればいいのではないかと。
普通の歯車で0.5mmの厚さの3Dデータを作り、ダウンロード。
これを、チョットづつずらして積み上げて捻れた形状を作ります。
これがその3Dデータです。
歯の捻れが、結構うまく作れました。
キー溝を加えて3Dデータの出来上がりです。
PLA材料(右上)とABS材料(右下)でプリントアウトしてみました。
復元完了です。
次回は、大きさにチャレンジを予定します。
3Dプリンタを使いこなすために、またのお越しをお待ちしています。
3Dプリンタと遊ぶ
もくじ
1.お買い物
2.お試し
3.何に使おうか?
4.我が家の困ったを解決
5.友人の困ったを解決
6.友人の困ったを解決続編
7.材料を楽しんでみる編
8.3Dプリンタが壊れた
9.イラストや画像を形にしてみる
10.レーザー刻印にトライ
11.3Dスキャナにもトライ
12.ABS材料の反りとの戦い
13.歯車を作る
14.大きさにチャレンジ
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