12.ABS材料との戦いで、ABS材料の熱収縮による反りで材料が詰まってしまったり、プリントアウト中にワークがベッドから外れてしまうことへの対処方法を紹介しました。
しかし、肉抜きなどの形状変更では試行錯誤の連続だし、形状の制約となり、形状変更の手間もかかってどうもいまいちです。
もっといい方法がないかということで、今回は、反りを押さえ込む方法でできないかやってみました。
このような厚さ2mm幅20mmの平らなクリップでワークを押さえてみます。
片側に引っかけ形状を作って、ワークにもリブ形状を作って、噛み合わせて、クリップをベッドに両面テープで貼り付けます。
クリップの高さまでプリントアウトしたところで一旦中断して、四隅にクリップを貼り付けます。
プリントを再開させます。
ワークがベットから外れることなく、プリントアウト出来ました。
ところが、ソリの反力を押さえきれず噛み合わせは外れていて、底の形状は反ってしまっています。しかし、外れずにプリントアウトが完了できたのは、一歩前進です。クリップの効果有りです。
今度は、もっと噛み合わせの寸法と貼り付け面積を大きくしてチャレンジしてみようと思います。
こんな感じ
次回は、(未定)を予定します。
3Dプリンタを使いこなすために、またのお越しをお待ちしています。
3Dプリンタと遊ぶ
もくじ
1.お買い物
2.お試し
3.何に使おうか?
4.我が家の困ったを解決
5.友人の困ったを解決
6.友人の困ったを解決続編
7.材料を楽しんでみる編
8.3Dプリンタが壊れた
9.イラストや画像を形にしてみる
10.レーザー刻印にトライ
11.3Dスキャナにもトライ
12.ABS材料の反りとの戦い
13.歯車を作る
14.大きさにチャレンジ
15.PET材料を使ってみる
16.ABS材料の反りとの戦い2~一歩前進~
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