築30年も経つとキッチンも痛んできます。
開き戸のヒンジを取付けていたネジが、ボードから抜け落ちてしまいました。
ヒンジから外れてしまった開き戸
ネジの穴を接着剤で埋めて修理することは簡単にできます。しかし、開き戸タイプの収納は奥にしまった物が取り難くいという不便を感じていたので、この機会に、最近の主流の引き出しタイプの収納にバージョンアップを考えてみましょう。
引き出しタイプの収納
2.引き出しタイプへの変更方法を検討しましょう
引き出しタイプへの変更の手順を考えてみます。
①採寸・・・幅570×奥行き550mm
②引き出しの作製・・・奥行を最大限に活用したい
③レールの取付け・・・奥のものを取り易くするには500mmくらいは欲しい
④引き出しの取付け・・・収納量は減らさず頑丈なものにしたい
⑤扉の取付け・・・違和感が出ないように今の扉をそのまま使いたい
材料を用意します。
引き出しの底板には強度が必要です。そうだ!窓の修理の時に養生に使った厚さ25mmの集成材が残っています。しかも塗装済みです。側壁には、以前、ガンプラを飾っていた厚さ10mmの棚板やネジが残っています。塗装は不要でしょう。
レールをホームセンターで購入するだけでなんとかなりそうです。
操作力が小さいベアリングタイプで可動長さが500mmのものを選択。耐荷重は45kgで充分でしょう。ソフトクローズ機能が付いていて、言うことなしです。
3.引き出しを製作します
引き出しの部材を電動ノコギリで切り出します。
レールが入る隙間を考慮したサイズにしておくことを忘れないようにしましょう。
底板にレールを取付けます。板の厚さ25mmなので、レールが縦に収まりました。
側壁を付けて、引き出しの箱型を作ります。
さて、いよいよキッチンへの取り付けです。棚に引き出しを差し込みます。
あれっ!問題発生です。奥行が収まりません。なぜ???
棚の奥を覗くと、IHコンロの配線配管があることに、まったく気付いていませんでした。
しかたがない。分解して、−30mm奥行を修正します。
今度はぴったり収まりました。
4.扉を付けます
今回の問題は、扉が外れたことでした。
なので、扉から古いヒンジを外して、扉ごと引き出しに取り付けることにします。
引き出しを閉めてみます。期待どおりソフトに閉まってくれます。満足です。
しかし、
残念ながら、扉に反りがあって、出っ張りが出来てしまっています。
反対側にワッシャーを入れて、扉の建て付け段差を解消します。
IHコンロとほぼ平行になりました。
5.完成です
扉も元の外観のまま閉まって、違和感はまったくありません。
取っ手はあえて移動させずに、元の開き戸の位置のままで使っています。
棚の奥にしまっていた物まで、簡単に取り出せるようになりました。
古い開き戸タイプのキッチン収納でも、今回は、レールを購入するだけで、わりと簡単に、引き出しタイプの収納にバージョンアップができてしまいました。
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