矢所がバラついてきた時、まず、押し手の手の内の形、肩や肘の入り具合などを点検していることだと思います。間違いではありません。
私が、お勧めするのは、弓と手の内の十文字(直角)、勝手の手の内の力の方向、そして、胸弦の当たり具合を点検することです。
ブランクが長いと、筋力も下がった中で引こうとするあまり、手先に力が入ってしまって、これらが崩れてくることがよくあります。
特に、胸弦の当たり具合は、弓の引きつけ具合と肘の張り具合に比例するので、ブランク明けには必ずチェックすると良いと思います。
胸弦を活用することで、弓の姿勢の安定させることも、離れのブレを抑えることもできるるのです。
私の場合は30年以上のブランクがありましたから、射法八節すべてのチェックが必要になりましたが、今はスマホで動画撮影が簡単にできるので、復活にさほど時間はかかりませんでした。
的中と仲良しになるためには、ぜひ、弓道の的中(射技)の物理的考察を参考にしてください。
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