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2024年5月18日土曜日

キッチンの開き戸タイプの収納を引き出しタイプにバージョンアップ〜追加工事編〜

36.キッチンの開き戸タイプの収納を引き出しタイプにバージョンアップ〜追加工事編〜


2020年6月に、壊れたキッチンの開き戸タイプの収納を、引き出しタイプにバージョンアップしました。

 

4年経ちましたが、問題なく、不便もなく、便利に使えているので、ほかの場所にも拡張アップデートします。


以前と同様に、レールを購入し、DIYで残った材料を利用して、引き出しタイプの収納を作ります。2回目なので、要領はすでに学習しています。わりと短時間で作製できました。

外観は元の開き戸のままで変わりません。


この場所には、米とか、パン用小麦粉など袋物を入れているので、開戸だと奥から引き出さないといけない場所でした。その手間も省けて便利です。

引き出しタイプの収納のモデル


参考

壊れたキッチンの開き戸タイプの収納を引き出しタイプの収納を引き出しタイプにバージョンアップ



2024年5月11日土曜日

新築から27年後の浴室混合栓の交換

35.新築から27年後の浴室混合栓の交換


浴室の混合栓ですが、何年か前にハンドルや蛇口付根から水漏れがあり、パッキンを交換しました。ここ最近は、シャワーと蛇口の切り替え部分が漏れるようになっていました。

湯温の調節もいちいちとハンドルをひねらないといけないのでとてもめんどうです。もう充分使いました。そこで、憧れの温度自動調節機能のついたサーモスタット混合栓にアップデートします。なるべく早く交換したいので、ネットショップで在庫のある型落ちの意外と安いものを購入できました。



まず、古い混合栓を外します。

以前、パッキンを交換するときには、家の元栓をしめてやるしかなかったので、バルブを追加しておいたのがここで役に立ちました。

冷温水の両方のバルブを止めます

裏側の配管の接続ネジを外します

配管側裏側

接続部分は奥まっていて狭いので、専用工具があればいいのですが、短いタイプのスパナでなんとかできました。以前の配管修理で購入してあったものです。

古い混合栓を外します。

外した後は、周囲を掃除をしておきます。



さて、新しい混合栓部分を取り付けます。

水栓本体、蛇口、シャワーを接続します。

表カバーをつけ、配管を接続し、バルブを開け、水とお湯が出るか確かめます。

点検口のカバーを元にもどして完成です。

お湯の温度が自動で調整できることによって、浴槽の湯量も少なくできて、水道の使用料が減った様に思います。(個人の感想です)



2024年5月4日土曜日

エコキュートの配管の水漏れ修理(13年目の故障)

34.エコキュートの配管の水漏れ修理(13年目の故障)


スリムタイプのエコキュートを設置して13年後の冬、

13年前に設置したエコキュート

ついに配管の水漏れが襲ってきました。


当時のスリムタイプのエコキュートは、高圧タイプでは無いので、増圧のための給湯ポンプをつけています。

給湯ポンプ

この給湯ポンプとエコキュートのタンクの接続部分に問題が発生しました。


給湯ポンプの出口に接続された空気抜き器のドレンキャップが錆び、穴が空いて水漏れしていました。断熱材に巻いてあったテープが劣化して切れていたので、そこから水が入って断熱材と配管の間に溜まり、錆びやすくなっていたようです。取り除こうとすると鉄のねじ込みのキャップがボロボロになって、そこから水漏れしていました。

空気抜きの下部のドレンキャップからの水漏れ


その他の配管のジョイント部品も錆びが進行し、空気抜き器のネジ部分に固着して、外すのに万力が必要だったりして一苦労でした。


とりあえず、錆びた部品を外し、錆びを落とした後、接続部品を交換して水漏れを止めました。

これで、現状回復は完了です。


しかし、

増圧の給湯ポンプは13年間ずっと毎日稼働してきたので、そろそろ故障する恐れがあります。


なので、

この際、給湯ポンプが故障しても、すぐに切り替えができるように配管経路を修正しておきます。


3つのバルブとバイパス配管を追加して、もし、給湯ポンプが故障したら、給湯をバイパスさせて、給湯ポンプをすぐに取り外せるようにしました。配管の寸法が変わるので、フレキパイプを使用します。

これで、断熱材をかぶせれば、修理完了。


と思ったのですが、

エコキュートの本体の接続部分からもじわーっと漏れる水漏れを発見してしまいました。見なかったことにはしておけません。

ここも、配管接続部から断熱材との間にお湯が滲み出ていました。

断熱材との間に水が溜まり、水垢だらけでした。断熱材を巻くときは、水が抜けるような隙間は残しておいてほしいものです。


配管接続部のパッキンを交換します。

水垢も掃除しておきました。

水漏れは完璧に止まりました。

ついでに、錆びたところに防錆剤も塗っておきました。

18年目の食洗機のメンテナンス〜直後の悲劇〜で使った、赤サビ転換防錆剤です。

この防錆剤には、今後も色々とお世話になりそうです。


断熱材を巻き直して、やっと完成です。

春の陽気になった中での作業だったので、寒い思いをしなくて助かりました。



と、思った矢先、

1ヶ月後にさらなる悲劇が起こることを、この時は知るよしもなかったのですが・・・。



◎4月のベストな的中

4月のベストな的中は、

かなり偏ってはいますが、4本の矢が揃っているので、これを選びました。


さて、

稽古のブランクやスランプからの復活、審査や試合の緊張の克服には、自分の調子が良いときにどの様な状態で一射を引いていたかを思い出せる様に、引き方の状態をチェックするポイントを3つ以上持っておくことが有効です。(あまり多いと逆に迷いが生まれるので最小限に絞る方が良いようです)


特に、審査や試合のときには、緊張であがって足がガクガクと震えたり、自分を見失ったりして、いつもの自分の射ができなくなるものです。


こんなとき、各チェックポイントで状態を確認しながら引くことで、調子の良い時のルーティンを再現できる様にします。これが、日常の稽古の目的のひとつになります。


このことは、49.取り懸けをミクロに考察してみるの「まとめ」の後の「ちなみに・・・」で紹介している実例を参考にしてください。



的中と仲良しになるためには、ぜひ、弓道の的中(射技)の物理的考察を参考にして稽古を楽しんでください。



がんばれ!

2024年4月6日土曜日

◎3月のベストな的中

3月のベストな的中です。

3月の稽古は週1回ペースに戻ってきました。多少筋力も回復してきたので、今後は、会の安定をとりもどすことを重視しようと思います。(15.胸弦の活用参照)


やっと新しい弽にも慣れてきたので、弦枕をカスタマイズすることにしました。

カスタマイズした新しい弽の弦枕

(カスタマイズは19.弦捻りをかけると離れで弦枕が引っかからないか?参考)


ふたたび、このような的中が見られることを目指して、稽古していきたいと思います。



的中と仲良しになるためには、ぜひ、弓道の的中(射技)の物理的考察を参考にして稽古を楽しんでください。


がんばれ!

2024年3月23日土曜日

◎弓道の的中(射技)の物理的考察〜「弓道の冬は、手が冷たい」は、どうする?〜

57.「弓道の冬は、手が冷たい」は、どうする?


弓道の冬の稽古では、弽をする馬手(勝手)はまだ良いのですが、ほぼ素手のままとなる弓手(押し手)は、なんともし難く冷たい。




2018年の冬に書いた記事「充電式カイロは使えるか?」

弓道の冬は寒さとの戦いでもある。


弦が胸に密着して胴着の上を滑っていく。腕のスレスレを通って矢を押し出していく。なので、邪魔になる厚着は出来ないのです。そして、弓をコントロールするために素手でなくてはなりません。しかし、弓道場は寒風吹きさらす造りになっている所がほとんどです。


最近はヒートテックなどの保温効果の高いアンダーウェアが出てきたので、昔のような精神力で堪えるようなことはなくなりました。


ですが、素手はどうしようもありません。


古き良き時代は火鉢などで暖をとる風情もありましたが、今は使い捨てカイロで暖をとるのが頼みの綱です。

極めて性能が高くて50°Cとあったかくて良いのですが、薄着の胴着の中では少し熱すぎますし、7時間以上は持ち過ぎです。使った後はゴミになります。


そこで、使ってみることにしたのが、充電式カイロです。ヤフーショッピングで購入してみました。

40°Cで3時間程度と稽古にはちょうど良いくらいです。カイロとして使わなければ、スマホの電源としても使えます。一石二鳥ものです。


今年の冬はこれで乗り切ろうと思います。


で、

使っていた充電式カイロは、夏場ほぼ放置状態だったので、電池がへたって使えなくなりました。そこで、去年の冬から使っているのが、これです。

電池容量は、5,000mAhと大容量で、温度調節は3段階。かじかんだ手を温めるには充分暖かい。息を吹きかけるよりは充分温まります。


もちろん、スマホ電源にも使えますから、夏場はでかけたときの充電用電源として使うようにして放置しないようにしています。


今、世の中にあるいろいろな作業用の手袋の中で、弓手に使えそうな素材のものもあるのかもしれません。そんなものがあれば、寒さ対策だけでなく、マメができたり、破れたりした時の救世主となってくれるのかもしれません。今後の考察課題にしておこうと思います。



次回は、未定 を予定します。

的中と仲良しになるために、またのお越しをお待ちしています。

解りにくいところがあれば、遠慮なくご質問ください。




がんばれ!

2024年3月10日日曜日

18年目の食洗機のメンテナンス〜直後の悲劇〜

33.18年目の食洗機のメンテナンス〜直後の悲劇〜


後付のビルトインタイプの食洗機

ほぼ毎日使って18年目。擦り減ったカグスベールのワッシャーを交換。

3年後の状態

⬇︎

交換したカグスベールのワッシャー

これで、まだまだ使えそうです。😊


だったのですが、

ワーニングランプが点滅して、電源を入れ直しても全然動かなくなってしました。


取扱説明書の「故障かな?」のページを見ると、機内の水漏れ不良と書いてあります。しかし、食洗機の周りには水は漏れ出してはいません。


保証期間もとっくに過ぎたものなので、分解して中を確かめてみようと、本体を棚から抜き出そうとしたところ、傾いた底の角部からなんと水が漏れ出してきました。

やはり、内部で水漏れしていたようです。



さて、分解。

まず、上ふたを外すと内ぶたが表れます。

まだ、中は見えないので、内ぶたも外し、タンクの内部が見えました。


タンクを引き出して見ると、本体の底に水が溜まっています。

水がたっぷり溜まっていた

おそらく、ここに水が溜まって、センサーが水漏れを検知して停止していたのでしょう。しかし、周囲まで水浸しにならないように、フェールセーフになっているところはさすがです。


水を拭いて乾かします。

その間に、ちゃんと動くか?水漏れの原因は何か?を調べます。

溜まった水が無くなると、電源が入るようになり、ちゃんと動きました。水漏れ対策ができれば、復活可能なようです。


水圧をかけても庫内に水が漏れるところは見当たらないので、内ぶたとタンクの間に隙間ができて、そこから水があふれ出したと推測しました。


<内ぶたとタンクの間に隙間ができる原因>

  1. 内ぶたとタンクのにものがはさまる。
  2. 内ぶたがちゃんと閉まらない。


1.については、はさまったものは見あたらない。タンクと内ぶたに、水垢が溜まって悪影響していることも考えられるので、これを綺麗に掃除しておきます。


2.については、内ぶたの開閉の動きは悪くないので、タンクの中に入れた食器が当たって、浮いてしまったのではないかと推測。この対策は、食器を入れるときに気を付けるしかありません。特に怪しいのは、棚の上段に入れるコップ浮きが疑われます。


配管などからの漏れは無いので、元に戻せば、また使えます。


がしかし、

底が赤錆だらけになっているのを、見なかったことにしておくことはできません。

この機会に、これも修理しておきます。


まず、赤錆をヤスリで落として、底を掃除します。

そして、錆止めを塗った後、

念のため塗装をしておきます。

錆止めにはこれを使いました。

赤錆を黒錆に化学変化させ防錆皮膜を作るというものです。カー用品店で買えます。

塗料にはこれを使いました。サビの上からそのまま塗れるというものです。

ホームセンターに行けば、色々と優れたものが見つかります。


綺麗に仕上がりました。ついでにレールに潤滑油を塗っておきました。

内ぶたを戻します。

水漏れが無いか試運転しておきます。


内ぶたからしたたり落ちた水滴が見えますが、溜まるような水漏れはありません。

(水滴が落ちるので、運転したら乾燥してから開けた方が良いと思いました)


元に戻して、運用再開。

これで、まだまだ使えます。

突然襲った悲劇は、終わりました。😊



食洗機の汚れ落ちが悪くなった〜15年目の食洗機の修理〜